先日、『Stereo』誌8月号付録のドライバーユニットとムック付録のエンクロージャーでスピーカーを作った関係で、それまで TV につないでいたサブウーファーを、中華デジタルアンプ「Topping VX1」につなぎかえたのは、先日、次の記事に書いた通り。
そうすると当然ながら、TV の音声もデジタルアンプ経由で鳴らしたいという欲求が生じるので、早速「ステレオミニ⇔RCA変換ケーブル」を近所の電器店に買いに行ったのですが、買ってくるケーブル間違えました…orz
ただ、TV の音声をデジタルアンプで鳴らしたいだけなんですが…
今までは
「TV音声出力(RCA)」←「RCA⇔ステレオミニ変換ケーブル」→「ステレオミニ延長ケーブル」→「ステレオミニケーブル」→「サブウーファー」
という構成だったのですが(TVなので音質は二の次ということで…)、
「TV音声出力(RCA)」←「RCA⇔ステレオミニ変換ケーブル」→「ステレオミニ延長ケーブル」→ ★ ←「ステレオミニ⇔RCA変換ケーブル」→「デジタルアンプ」←「ステレオミニケーブル」→「サブウーファー」
となって、「★」の個所が左右両方共「ステレオミニ・オス」プラグになってしまいました orz
昔、会社でPCを切り替えて使うために6Pトグルスイッチで簡易ステレオミニセレクターを作ったので、それがあれば解決なのですが、どこかに行ってしまったので、とりあえずこの「オス-オス」プラグ間をなんらかの方法で接続しないといけません。
以前100均で買った「ステレオミニ延長ケーブル」を加工して利用
ステレオミニ中継アダプタなど、近場の電器店には置いてないので、ふと思いついたのは少し前に100円ショップで買った「ステレオミニ延長ケーブル」がちょうど2本あった!ということ。
早速ケーブルを途中でブツリと切ってビニールの被覆を剥いてみると、プラス側がエナメル被覆になっていて、ケーブル同士で接続するのは面倒そうです。しょうがないので、根元のミニジャック部分をカッターでじわじわと剥いていくと、ハンダ付けされた端子に到達。
明らかにこの端子間を直接つなぐほうが簡単そうだったので、2本のケーブルのジャック側を両方剥いて、GND側から出ていたエナメル被覆のない撚り銅線を使って各端子間を半田付けして接続。何年ぶりかに半田ゴテを使いました (^^;
2つのジャックが対向する形になるため、3つの端子を一部クロスさせてつなぐので、真ん中を通る配線に手近にあったOPPテープの切れ端を巻きつけて絶縁しました。
何か硬い筒状のものに入れたい
そのままだと結線部がふにゃふにゃで断線しやすく使いづらいので、適当な「筒」がないかボールペンの軸などを探しました。が、適当なサイズのものが見つからないので、ふと思いついたのがちょうど先日買った
のパッケージの、円筒を4つ並べてかまぼこ型にしたような透明なプラスチックトレー。サイズ的にちょうどよさそうだったので、ミニジャック側に両面テープで紙を少し巻きつけ直径を太くし、このプラスチックトレーを切ってカバーとしてかぶせ、さらに透明なOPPテープで巻いて固定。これで強度も充分になりました。
少し前にもブリスターパックを加工してケースを作ったりしましたが、ブリスターパックなど、この手のプラスチックは加工が簡単で色々な用途に使えるので、少しとっておくと便利です。
最後に、仕上げとして両端にマスキングテープを巻いて、見栄えを少しよく(?)して出来上がり。
Amazon で見ると 400〜600円くらいで売っているようです。 今回は同等品を216円でできたのでよしとしましょう。
おかげで、最近DVDをレンタルして見始めた『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』が、臨場感あふれるクリアで迫力あるサウンドで楽しめるようになりました (^o^)
やっぱり「ステレオミニセレクタ」が欲しい!
「とりあえず」の用はこれで足りましたが、本当は Bluetooth オーディオインターフェイスなどもつないで複数系統を簡単に切り替えたいので、やっぱり昔作ったセレクタを探しだすか、あるいはまた作ろうかと画策中です。
オーディオセレクターは、買うと無駄にでかい製品しかない上、意外に値が張るので、2系統の切り替え程度なら、スイッチやミニジャックのパーツを買ってきて作ったほうがコンパクトにできて安上がりなのです。
ちょっとまた工作欲がわいてきました。