「洋楽ファン」といっても色々ありますが、日本ではあまりメジャーでないアーティストを好む人々にとって、洋楽のアーティスト名、曲名は、英語(欧文)のままで表記されて欲しいものです。
しかし、ひと度そのアーティストが日本でもメジャーになってしまったりして、日本法人のレーベルからリリースされてしまうと、iTunes ストアなどで「カタカナ」で表記されたり、CDを入れて曲名を取得したらカタカナだった...orzという、惨状を目の当たりにすることになります。
「iPhone」が「アイフォーン」と表記されて、なにこれダサい!となるあの感覚です。
そこで、今回は日本語版OS上の iTunes で、iTunes ストアでも CD を読み込んでも、洋楽は英語(欧文)のままにする方法をご紹介します。
OSの言語設定と iTunes の国の設定
具体的な方法は、Apple のサポートサイトで詳細に解説されているので、まずはこの設定を行います。
この方法で英語表示に変更すれば、ひとまずは解決です。
しかし、iTunes のアップデートをした時など、「何かの拍子に」設定が日本語に戻ってしまうことがあります。
そうすると、再度また同じ面倒な設定変更をやり直さないといけません。大変面倒です。
そこで、MacOS X の場合は、フリーウェアを使ってこの事態を回避することが出来ます。
追記:
この方法でも何かの拍子に日本語に戻ってしまうことがあるようです...orz追記2:
最終的に、MacOS X 自体の言語を「英語」に切り替えて使うことにしました。
Adobe Illustrator 日本語版など、日本語でないと正常に起動しない一部のソフトのみ、下記の Language Switcher で日本語で起動させるようにしました。
iTunes を強制的に英語で起動する
Language Switcher のダウンロードと起動
まず上記ページから「Language Switcher」というフリーウェアをダウンロードして展開して「アプリケーション」フォルダにコピーし、コピーしたアイコンをダブルクリックして起動します。
すると、次のようなウィンドウが現れるはずです。(デフォルトで表示されるアイコンは環境により異なります)
Language Switcher の設定
次に、メニューバーから「追加」を選択し、iTunes を追加します。
次に、追加された iTunes のアイコンを選択した状態で、「言語:」メニューから「英語」を選択します。
「英語」にチェックマークがついた状態で、さらに「常にこの言語で起動」を選択します。
「常にこの言語で起動」を選択した後も、「言語:」の欄が「英語」になっていない場合がありますが、設定はちゃんと保存されているので、安心してください。
iTunes を起動して確認
「Language Switcher」を終了して、iTunes を起動してみてください。おそらくメニューバーなどのUIも含め、英語版として起動すると思います。
この状態にすれば、洋楽は常に英語で表示され、CDを読み込んでも「ジャンル」も含めちゃんと英語(欧文)になるはずです。 (追記:ジャンルは OS 全体を英語に切り替えないと日本語で入ってしまうようです)
もちろん日本語のアーティスト名や曲名は日本語で表示されるので問題ありません。
それにしても、この言語表記問題、選択できるようにする等、なんとかならないものでしょうかねー。
https://itunes.apple.com/jp/album/true-avicii-by-avicii/id829899973?uo=4&at=1l3v2xF https://itunes.apple.com/jp/album/levels-ep/id476026646?uo=4&at=1l3v2xF