MacOS Xには「プレビュー(Preview.app)」という画像/PDFビューワがついている。OS標準だけあって起動が早いので、画像ファイルをちょっと見たりスライドショー表示するのに便利。
ただ、画像ファイルを「プレビュー」のアイコンにドラッグ&ドロップして見られるものの、画像の入ったフォルダをドラッグ&ドロップできないのが難点(少なくともMacOS X 10.4.11では)。それで、フォルダ内の画像の一括連続表示には「Xee」というフリーウェアをしばらく使っていた。
それにしても「プレビュー」に複数の画像をまとめてドラッグ&ドロップすると、まとめて読み込まれてサイドパネルに一覧のサムネイルが表示されるのに、なぜフォルダはだめなんだろう?という感じだったので、ふとGoogleで調べてみると・・・
「プレビュー」のアイコンに Command + Option を押しながら画像の入ったフォルダをドラッグ&ドロップすると、フォルダ内の全画像を読み込んで一覧することが出来る。
らしい。
やってみると、確かに Command + Option を押したときだけ「プレビュー」のアイコンの色が変わってドロップ出来るようになる。サブフォルダ内の画像も全て読み込んでくれるようだ。ヘルプにもこんなのは載ってないぞ!? 今まで知らんかったー。とりあえずXeeはもう必要なくなった(笑)
ちなみに、「プレビュー」を起動した状態で「ファイル」メニュー→「開く...」で画像の入ったフォルダを選択しても同じ事ができた。
さらにもう一つ、「プレビュー」でフォルダの画像を「スライドショー」表示にした状態で、マウスを動かすと現れる「インデックスシート」アイコンをクリックすると、「プレビュー」で開いている全画像のサムネイルがフルスクリーンで一覧出来るようになる。画像の数が多いとサムネイルも小さくなり、1画面で全画像を表示するようだ。
この画面で見たい画像を選択してクリックすると、ズームして画面一杯に表示され、「スライドショー」を続行できる。
かつて、MacのUSBキーボードから電源ボタンがなくなって、Control + ディスクイジェクト キーが電源ボタンの代替になるのを知ったときのような感覚。