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100均工作 - アルミの名刺入れで SD Card ケースを作ってみた

先日、昔いた会社の飛行機&写真&海外旅行好きの後輩に会う機会があり、今までに海外の色々な航空関連グッズを土産にもらったりしていたので、ささやかなお礼も兼ねて、SDカードをケースに入れてプレゼントすることにしました。

ただ、そのまま渡すのも面白く無いので、何かカスタマイズしたSDカードケースに入れようと思い、近所の100均ショップ(Seria)でケースを探しましたが、なかなか思うようなものが見つかりません。そこでふと、アルミの名刺入れ型のSDカードケースを持っていたことを思い出し、

材料


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を使って、SDカードケースを作ってみることにしました。材料費は合わせて税込210円。

1. ペーパーモックアップ

今回は、適当にゆるく作るコンセプトなので、そのへんにあったメモ用紙を使って、どんな感じにSDカードを出し入れできるようにするか、名刺入れの内寸を定規で測って型紙を作りました。

型紙と完成イメージは、次のような感じです。

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2. シリコーンシートを型紙に合わせてカット

名刺カードの中に入れる素材は、当初はウレタンフォームのようなものをイメージしてましたが、たまたま行った100均ショップでは見つからず、ふと目についたこの小物置きがジャストサイズ!でした。

これを卓越したカッティング技術でカットして、2枚重ねに貼りあわせる作戦です。

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が、当初は両面テープで貼り合わせる予定が、普通の両面テープではシリコーン素材にくっつくわけもなく、あえなく敗退。そこで別の用途で買ってあった「超強力アクリルフォーム両面テープ」の存在を思い出し、試してみたところ見事に結着、決着。

3. 微調整

この名刺ケースは開閉機構のピボットがリベットになっていて、内側に頭を潰した部分が飛び出しているので、その位置を切り欠いてケースに収めてみると、いい感じに収まりました。

しかしここで一つ問題が。もともと名刺用のケースなので、2枚貼り合わせたシリコーンシートでは、開けた時にシートの先端が蓋に当たってシートが曲がってしまいます。
そこで、シリコーンシートをカットして余ったものがわずかに短い長さだったので、それをもう一枚下に敷いた所、無事解消。

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※はじめから下のシートを短めに作っておけばよかったのですが、貼りあわせた後だったので、この素材ではやわらかすぎて断面の斜めカットが難しいので苦肉の策です。

4. 完成

そして完成したのが、こちら。

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なかなか「それっぽく」仕上がりました(^^)

シリコーンシートを3枚重ねにしたためにちょっと重量が重くなりましたが、ここはあえて無視します。一番下のシートをスチレンボードかダンボールにでもすれば少し軽くなると思いますが、きっと受取人が工夫してくれるでしょう。

この後、Illustrator → TEPRA PROで作ったスペシャルステッカーを貼ってプレゼントとして渡しましたが。それなりに喜んでくれたようです。

100均グッズ工作は楽しいですねー。また何か機会があれば作ってみたいと思います。

豆知識

ちなみに、「シリコン (silicon)」は金属、「シリコーン (silicone)」が樹脂です。お間違いなく。

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