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『DigiFi No.15』DDC用サンプリング周波数表示LEDを百均のフレームで外付け化してみた

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『DigiFi』誌 No.15〜17 の連続企画のうち、No.15 の D/Dコンバーター(DDC)には、オプションで基板に差し込む「サンプリング周波数表示LED」というものが用意されています。

ただこのLED、基板に挿すと自作ケースに入らないし、自作ケースに入れると使えないし、どうしようかと迷いましたが、ステレオサウンドストアでUSBケーブルセットを買うついでに結局購入してしまいました。

で、これを活用すべく、上記の前回の記事で「アイディアをあたためている」予告していましたが、最終的に…

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こうなりました。
どうなっているのか、説明していきます。

自作ケースに収めるのは困難なので外部出力コネクタを増設

当初はケースの中になんとか収まらないかとアレコレ配置を試してみましたが、寸法的にそのまま収めるのはほぼ不可能でした。
そこで、それなら接続用のピンを外部からアクセスできるようにコネクタをつけてしまおう、ということで、No.16のケースの同軸/光入力切替スイッチを作る時にも使った、ジャンパーケーブルを6本使って、ケースの背面に外部出力コネクタを増設することにしました。

具体的には、こんな感じ。

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「FS LED OUT」と書いてあるのが、今回増設した端子です。
この端子、実はL時型のピンヘッダを使えば、直接「サンプリング周波数表示LED」を挿せる位置に設けてあります。そのため、

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こんな使い方もできたりします。
ただし問題が一つ。『DigiFi No.16』のDACを上に重ねて置けません。

そこで、そんなこともあろうかと、延長ケーブルも作っておきました。
これさえあれば、LEDの配置が自由になります。

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サンプリング周波数表示LEDをどう見栄えよく設置するか

ここまでは、比較的スムーズだったのですが、問題はこれをいかに見栄えよく設置するか?という点。
はじめはLEDをどんなケースに収めればよいだろう?とケースの形をアレコレ考えていましたが、なかなか「これ」という形が思い浮かびません。

そんな折、百円ショップの Seria に行った際に、ふと「ケース」という発想から一旦離れた時「これは!」というアイディアを思いつきました。

普段は、ドライフラワーのオシャレなフレームとして…

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そして、USB DDC が作動すると…

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フレーム内にサンプリング周波数、量子化ビット数のインジケーターランプが光ります。
ついに見栄えと機能の両立に成功!\(^o^)/

仕掛けは単純

「サンプリング周波数表示LED」は、もともと基板への直挿し&ステレオサウンドストア純正のケース用に、LEDの間隔が非常に狭くなっており、そのまま使うとフレームのサイズとアンバランスなので、各LEDの光を透明な丸プラ棒を使って光ファイバー効果で導光し、間隔を広げて使うことにしました。

今回使ったのは直径3mmの透明プラ棒。

[asin:B001Q0ZF6W:detail]

これをカットして熱収縮チューブでLEDに固定します。
3mm程度の透明プラ棒はカッターナイフでもカットできますが、そのままでは断面がザラザラしているので、電気コンロで端をあぶって少し溶かし、透明度を上げました。

あとは、フレームの裏板とドライフラワーが貼り付けられた台紙に穴を開けてプラ棒を差し込んで固定します。

そして仕上げに、ドライフラワーが貼り付けられた台紙に、サンプリング周波数と量子化ビット数を PC TEPRA PRO で透明/銀文字のテープに印刷して貼り付けて出来上がり。

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ひとまずこれで、『DigiFi』No.15「USB DDC」と No.16「DAC」の各ケースとサンプリング周波数/ビット数表示LEDの工作は完了です♪

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多分ここまで作ってる人は、そういないんじゃないかと自負しています(笑)

ステレオサウンドストアの純正ケースは高価な上、完売しそうな様子ですし、まだ基板のままで使っているという方は、冬休みの工作にケースなどを作ってみてはいかがでしょうか。

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