一眼レフカメラがデジタルになる前、リバーサルフィルムで写真を撮っていたため、ライトビュアーを持っていました。HAKUBAの「ライトビュアー5700」という、光る面がA5サイズくらいの、小型で乾電池でも使えるタイプ。
一眼レフがデジタルカメラになってからは、ほとんど出番がなく奥にしまってあったのですが、「ひょっとして小物の物撮り用光源にいいんじゃないか?」と、ふと思い出して試してみました。付属のソフトケースは縁がボロボロになっていましたが、本体は無問題。
透明素材や金属素材が映える!
今回はお手軽撮影ということで、iPhone 5c の内蔵カメラを使って室内蛍光灯(やや高演色)下で試してみました。
下から均一光を当てる形になるので、ほぼ予想通りの結果ですが、やはり透明な素材や金属で出来たものが映えます。
MILANの定規の透明感がキレイに出ています。
次は金属。
こちらも下からの光がいい感じに反射をつくって、金属の質感がよく出ています。基本的に影が出来ないので対象物が際立ちます。
ちなみに左上は OHTO のコンパクト万年筆「ルーク」、右上は100円ショップで買った USBライト(細かい作業に便利!)。
左下はジェットエンジンP&W JT8Dのタービンブレード(使用済)、右下は先日紹介したUSBカイロ兼モバイルチャージャー兼ライトの「e-Kairo」です。
ただ、光沢のある明るい素材では、上からの光に対して下からの光が強すぎて白飛びしてしまったのと、今回は撮影ブースやディフューザーのようなものは一切使っていないので、 もう少し工夫すればさらにいい感じの写真が撮れそうです。
ちょっと、また楽しみが出来ました。(^^)
※HAKUBAのライトビュワーはすでに製造終了しているようなので、漫画用のトレース台が同じように使えると思います。
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