今年の3月に、惜しまれながら店じまいをされた「cafe neiro」さん
の場所に、5月20日に新しくイタリアンカフェがオープンしていたことを知り、日曜日にランチに行ってみました。
イタリア語で「タコ」を意味する「POLPO」
知立市に住んでいる、相方の友人が「美味しかったよ!」と教えてくれたようで、期待をふくらませてお店へGo!
食べログにもすでに載っています。
外観が以前のカフェの頃と変わり、ウッドパネルで化粧されたエクステリアと鮮やかなトリコローレが目に飛び込んできます。
店内は以前の「cafe neiro」の頃とそれほど変わっておらず、机や椅子もほぼそのままでした。
(あの茶色のカップ、なんか見覚えがあるような…^^;)
ランチのメニューは
- Lunch A(スープ・サラダと前菜・選べるパスタ・ドリンク)
- Lunch B(スープ・サラダ・9種の前菜盛り合わせ・選べるパスタ・ドリンク)
どちらも自家製フォカッチャ(パン)付(なくなり次第終了)
- ドルチェ(+200円)
で、今回は Lunch A + ドルチェを頼んでみました。パスタはどれも気になりますが、まずはお店のシンボルでもある「タコ」を使った、「北海タコとシラスのオイルソース」をチョイス。
まずやってきたのは、かぼちゃのスープ。
オリーブオイルが垂らしてあります。美味しい。
次に、フォカッチャとサラダ・前菜のセット。
前菜は貝柱とタコのマリネ風。サラダもドレッシングが素材の味を生かした絶妙な味加減で、好みの味です。
そして、メインのパスタ。
太めの麺、コシのしっかりしたアルデンテ。滑らかで食べごたえがあります。
味付けも文句なし。調理をされているオーナーシェフさんはどこかの有名店で修行を積んだのでは?と思える味です。北海タコやシラス、トマトも素材の味が生きていて、自家製フォカッチャもよく合います。男性だとちょっと少ないと思うかもしれません。
接客はオーナーの奥さんと思しき方と、もう一人女性の方が対応されていましたが、ホテルのレストランのように、丁寧でとても手際がよいのが印象的でした。
ちょうど12時頃に来店したのですが、その後続々とお客さんが来てお店の前で何組も待っている状態に。オープンから1ヶ月ちょっとでのこの人気ぶりもうなずけます。
食後に、相方の友人が「特に美味しい」と言っていたというお待ちかねのドルチェ。
なんとなく見覚えのある(笑) studio m' さんのプレートに乗ってやってきました。今日はブルーベリーとメロンが添えられたチーズケーキ。
チーズケーキは濃厚で、さっぱりしたホイップクリームと果物がよく合い、ホントにこれで+200円でいいの?という感じ。
もう一つ意外だったのは、ランチのドリンクにホットコーヒーを頼んだのですが、このコーヒーが予想以上に美味しかったこと。
ここは以前「スペシャルティーコーヒー」を提供する、珈琲が特に美味しいカフェ「cafe neiro」だったのですが、「POLPO」の珈琲も「cafe neiro」で珈琲を愉しんでいた人の期待を裏切らないレベルで、口当たりがよく酸味も抑えめでスッキリと雑味のない味です。
ランチタイムを過ぎるとドルチェセットがあるようで、今度はティータイムにも利用してみたいと思います。
あらゆる面で完成度が高い
小さなカフェのあとに出来た小さなイタリアンという感じですが、料理や接客はもちろん、外装やショップカード、チラシのデザインなど、あらゆる面で完成度が高いと感じました。デザイナーさん(?)もよい仕事をしています。
お店の外においてあったチラシには
「カフェのような居心地の良いナチュラル空間で、自家菜園の野菜や地元の食材をふんだんに使った、安くて美味しいお料理を楽しんでいただける気さくなイタリアン食堂です」
とのフレーズ。まさにコンセプト通りでした。
先日ブログ記事を書いた「TEA HOUSE ラ・カーサ安城」と共に、必ずまた来ようと思えるお店でした。オススメです。ディナータイムも夜23時まで営業しているようなので、そちらも楽しみです。
お店情報
POLPO (ポルポ) - 三河知立/イタリアン [食べログ]
「アピタ知立店」のすぐ近くです。駐車場がわかりにくいかもしれないので、一応チラシにあった図を載せておきます