2006-06-25 書評『ユーザーイリュージョン―意識という幻想』 本 自然科学 認知科学・認知心理学 システム・複雑系 思索 ユーザーイリュージョン―意識という幻想作者:トール ノーレットランダーシュ紀伊國屋書店Amazon 「意識は0.5秒遅れてやってくる」 これはおもしろかった。 情報の本質、言語やコミュニケーションの本質について、熱力学第二法則、情報理論をバックグラウンドに、人間の知覚や意識の問題まで、全てが「つながった」話としてよく整理されている。 ただし「厚さ4cm」というのが、人に勧めたくても勧めにくい要因。 (mixiレビューより移植)