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2千円前後で買えるコスパ最強高音質イヤホン/ヘッドホン 〜 「Philips SHE9710」と「audio-technica ATH-S100」

これまで、イヤホン/ヘッドホンには色々とこだわってきたつもりですが、今回は「初めてイヤホンやヘッドホンを買ってみよう」という人にオススメの機種をご紹介します。

ヘッドホン/イヤホンの種類が多すぎる!

iPod の人気やスマートフォンの普及で、様々なメーカーから数多くのイヤホンやヘッドホンが発売されていますが、その数があまりに多過ぎて今や「どれを選んだらいいのかわからない」という、状況になってしまっています。

イヤホン&ヘッドホンの選び方がわかる本 (100%ムックシリーズ) 音のいい一台がズバリ見つかる! 最新ヘッドホン完全ガイド (マキノ出版ムック) ヘッドフォンブック 2014 (CDジャーナルムック) プレミアムヘッドホンガイドマガジン Vol.2 2014 SUMMER (月刊『AV REVIEW』別冊) グッとくるヘッドホン (Town Mook)

オーディオにある程度通じた人でさえ迷うというのに、ましてやオーディオにあまり詳しくない初心者にとって何を基準にどう選んだらよいのか、ヘッドホンやイヤホンがずらりと並んだ売り場で途方に暮れることも少なくないでしょう。

そこで、数々のヘッドホン/イヤホンを試聴や使用してきた中で、「あまりお金をかけたくないけどいい音を楽しみたい」という人にピッタリな「ズバリこれがオススメ」という2機種を紹介したいと思います。

イヤホンなら迷わずコレ!「Philips SHE9710」シリーズ

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最近はヘッドホンカタログムック本が数多く出ていますが、その中でも2千円ちょっとという低価格ながら常に高評価を得ているのが、「Philips SHE9710」シリーズです。(色によって型番の最後の数字が違うので「シリーズ」と表記しています)

日本でも「キュウナナ」という愛称のもとロングセラーとして人気だった「SHE9700」の後継機として昨年発売された機種で、Amazon での現在の価格は税込2,184円と大変リーズナブルです。

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 ホワイト SHE9711

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 ホワイト SHE9711

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 レッド SHE9712

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 レッド SHE9712

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 ブルー SHE9713

PHILIPS ヘッドホン インイヤーカナル式 ブルー SHE9713

4色のカラバリで展開するこの機種、実売2千円ちょっとという価格からは想像できない、繊細かつダイナミックな音を聴かせてくれます。例えば「iPhone 付属のヘッドホンではちょっと物足りない」「付属のイヤホンが耳に合わない」という人にはピッタリでしょう。

オランダの Philips 社はかつて「CD」フォーマットをソニーと共同開発するなど、世界的に有名な総合家電メーカーで、オーディオ機器の分野でも数々の秀作を生み出しています。それを端的に示すのが、社内で独自のトレーニングを受けた世界でも限られた人数の「ゴールデンイヤー」という音のマイスターとも言うべき制度。

この「SHE9710」シリーズは、この「ゴールデンイヤー」の称号を与えられたマイスターが開発当初から深く関わることで、低価格ながら、あらゆるジャンルの音楽を充分に楽しめる非常にバランスの良いイヤホンに仕上がっています。

自分も赤のモデル「SHE9712」を持っていますが、ややメタリック感がある上品な質感で、シルバーのリングがアクセントとなり、装着感も抜群です。

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高級イヤホンと比べても気軽に使えるので、オーディオ好きな人にも愛用者が多いという、あらゆる人にオススメできるイヤホンです。

追記

後継のSHE9720シリーズが、2015.9.19発売になります。

ヘッドホンならコレ!軽量で持ち運びにも便利な「audio-technica ATH-S100」シリーズ

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このヘッドホン、2千円でお釣りがくるという破格の値段ながら、不意打ちを食らったようなハイコストパフォーマンスな好音質ヘッドホンです。まさかこの値段でこんな音が聴けるとは思っていませんでした。

昨年(2013年)の秋に発売されたこのモデル、「STREET MONITORING」シリーズとして、屋外でも気軽に使えるように、軽量かつカバンにもしまいやすいイヤーパッド回転機構を備え、全5色のカラバリで展開しています。

正直な所、侮っていました。電器店の店頭で試聴するまでは。
これまでヘッドホンは自分の関心や自分が欲しい物を中心に情報を集めたり試聴していましたが、ふと相方に「女性でも使いやすいヘッドホンってどんなのがある?」「カメラ女子とかヘッドホンにもこだわりそうだよね」と言われたのをきっかけに、それらしいカジュアルなこの機種をお試し程度に試聴してみたら、ぶったまげました。2千円でお釣りが来るヘッドホンで、こんな音が聴けるなんて!

その日たまたま「広告の品」にもなっていたので、思わずブルーのモデルをその場で購入してしまいました(笑)

イヤーパッドはほどよい柔らかさと適度な側圧で、音漏れしにくい遮音性もありながら、耳を完全に覆わない「オンイヤー」タイプなので夏でも蒸れにくくなっています。
さらに、持ち運びに便利な回転機構があり、フラットにすると厚さ3cm程度になります。110gという軽さと、絡みにくいコードで使い勝手も抜群。しかも重低音も歪み感が少なくしっかり出て、音のクセも少なく、他の有名メーカーの5千円以上するヘッドホンよりもよいくらいでした。

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とても軽いので、通勤通学や街歩きでも活躍しそうですが、値段も手頃なので、家でリラックスしたり何かしながら気軽に聴くのにもちょうどよい感じです。これはオススメです。

他に、iPhone の通話可能なリモコン/マイク機能がついたモデルもあるので、主に iPhone で使う方にはそちらもオススメです。

ヘッドホン/イヤホンは値段と音質が比例しない時代に!?

今回、エントリークラスの低価格ヘッドホン/イヤホン、その他高級ヘッドホン各種を実際に試してみて、今や値段と音質は必ずしも比例しない時代かもしれないと思えてきました。

低価格なヘッドホンでもこれだけの音が出るようになると、時計のように使うシーンやジャンルによってヘッドホンを変えるという使い方も、気に入った機種を何色か揃えてファッションに合わせて使い分けるという使い方もアリでしょう。

オーディオにとって音質はたしかに重要視される要素ですが、それにとらわれすぎても本質を見誤る可能性があることを認識させられる出来事でした。

今回紹介した2機種は、オーディオマニアな方も、そうでない方も店頭でみかけたらぜひ一度お気に入りの音楽で試聴してみてください。オススメです。