前回の記事で取り上げた通り、『DigiFi』3号連続企画の中核とも言える、『DigiFi No.16』を手に入れたので、付録のヘッドホンアンプ搭載D/Aコンバーター用に、先日 No.15 用に作ったのと同じように、タカチ電機工業の「MX3-11-8GS(新型番:MX-3-11-8SG)」を利用してアルミケースを自作してみました。
基板サイズも高さも同じなので No.15 と同じ要領でサクサクと...
『DigiFi No.16』付録の D/A コンバーターは、基板のサイズも高さも『DigiFi No.15』付録の D/D コンバーターと同じなので、タカチ電機工業の「MX3-11-8GS(新型番:MX-3-11-8SG)」を使って同じ要領で作っていきました。基本的には「基板はいじらない」のがコンセプトです。
『No.15』と違うのは、ボリューム用のツマミを追加したのと、もともと基板上のジャンパーを挿し替えて同軸デジタル/光デジタル入力を切り替えるところを、ケースに入れても外からいじれるように、トグルスイッチを追加したくらい。
前回は写真を撮り忘れてましたが、こんな感じの型紙を作ってパネルに写してドリルで穴を開けていきます。
ちなみに最近存在を知ったのですが、写真にも映っているプラスチック製のスプリングクランプ、傷もつかずに簡単かつ強力に固定できて便利ですねー。今回も大活躍しました。
同軸/光デジタル入力切替用スイッチを追加
穴を開けた後、No.15 の時と同じように、RCAコネクタ、ヘッドホンジャック部のケースのフタに干渉する部分を、フタの裏側を削ってクリアランスを確保しました。
さらに、同軸/光入力切替用ジャンパーピンにつなぐトグルスイッチを背面側のフタに取り付けます。
追記(2015.2.23):
『DigiFi No.17』の発売と同時に、この切替えスイッチが製品化されたようです。ただし1,000円もしますが…
http://store.stereosound.co.jp/products/detail.php?product_id=2083
あとはケースを組み立てれば出来上がり♪
今回も TEPRA PRO でラベルを作って貼っています。
DigiFi No.15 の DDC とつないでみる
ベースは全く同じケースを使っているので、おそろいです。
Φ15mm のアルミのボリュームつまみを一番奥に押し込んで固定したところ、パネルからちょうど 1mm 浮いた位置になり、奇跡的にピッタリになりました\(^o^)/
反省点は、ヘッドホンジャックの穴の位置が若干ずれてしまった点と、電源ランプ用の穴の大きさを間違えて、DDCより 0.5mm 大きくなってしまった点 (^^;;
上下に重ねるとこんな感じ。
ちなみに、今回の材料費は次の通り
(貼り付けボスを忘れていたので追記 2014.11.7)
品名 | 価格(税込) |
---|---|
タカチ電機工業 MX型丸型モバイルケース「MX3-11-8GS」 | 766 |
タカチ電機工業 ASR型貼り付けボス ASR-5 ×4 | 112 |
ボリューム用アルミ製ツマミ 15φ | 320 |
トグルスイッチ(1回路2接点)×1個 | 67 |
ジャンパワイヤ(メス~メス) ×3本 | 148 |
計 | 1,413 |
純正のケースがとても高価(雑誌本体より高い!)なので、1,500 円くらいでこんなケースを出してくれたら、需要はあるんじゃないだろうか?と思ってしまいます。
参考:DigiFi No.16用 ステレオサウンドストア純正ケース
『DigiFi No.17』付録パワーアンプ用ケースはどうする?
来年の2月下旬に発売予定の、デジタルパワーアンプが付録の『DigiFi No.17』はどんなケースにするか、今度は基板サイズは同じものの高さが変わるので、今のところノープランです。
同じタカチ電機工業のMX型丸型モバイルケースでいくか、それとも全く別の方法にするか、寸法詳細が出ていませんが、部品のサイズから推測はできそうなので、ちょっと探してみようと思います。
その前に、前回触れた「サンプリング周波数/ビットレート表示LED」はどうなった?という話がありますが、こちらもアイディアをあたためているので、そのうちまた紹介したいと思います。