わが家では音楽はすっかりiTunesベースのデジタルデータが中心となって、音楽用CDプレイヤーもないので、iTunes ストアや Amazon MP3、Beatport などのダウンロード販売に頼りきっています。
そのため、再生に使うのは Mac の他、iPod や iPhone が中心になりますが、iPhone の機種変更などで古い iPhone や iPod touch などが余ってきています。そこで、わが家では以前の記事でも触れましたが、そうした旧機種を音楽再生用に特化させて、各部屋や車に配置してネットラジオやミュージックプレイヤーとして活用しています。
以前の記事:
iTunes の Wi-Fi 同期で、複数端末の更新をカンタンに
端末の数が増えてくると、問題になるのはデータの同期です。昔の iPod や iPod nano はケーブルをつないで同期しないといけませんが、iOSを搭載した iPod touch や iPhone, iPad は、便利なことに iTunes と Wi-Fi で同期することができます。
Wi-Fi 同期の設定
設定は、まずパソコン本体と iPhone または iPad、iPod touch を「USBケーブル」で接続し、iTunes で接続した端末の画面を開いて、「オプション」にある「Wi-Fi 経由でこの iPhone と同期」にチェックを入れるだけです。
これで、次回から iTunes を起動すると、USBケーブルを使わずとも、同じ Wi-Fi ネットワーク上に上記の設定をした自分の iOS 端末があれば、自動的に iTunes の右上に「〜台の iPhone」あるいは「〜台のデバイス」といったように表示されるようになり、同じように設定した複数の端末を下図のようにプルダウンで選べるようになります。
これができるようになると、iOS端末が家のどこにあっても、Wi-Fi にさえつながっていれば、いつでも新しい曲やアプリを同期することができるようになります。
家の中から車内の端末も同期!
幸い、わが家のアパートは玄関の目の前に駐車場があるので、車載用にしている古い iPhone も家の中から同期でき、非常に快適になりました。(ちなみに、iPhone を載せているのは相方の車だけで、自分の車はまだ iPod nano です...)
また、無線アクセスポイントに AirMac Express を使っているので、AirMac Express の LINE出力を1Fのオーディオシステム(YAMAHA TSX-W80)のAUX(LINE IN)端子に接続し、「AirTunes スピーカー」として Mac や iPhone, iPad などの音声を流せるようにもなっています。
iPhone を機種変更するときに…
古い iPhone を下取りに出して、新しい iPhone を安く手に入れるというのもよいですが、愛着ある古い端末を一旦「工場出荷時に復元」して「ミュージックプレイヤー」として使い続けるのもオススメです♪
一つ注意点としては、 iPhone 4s 以前の古い機種は iPhone 5 以降の小さい「Lightning コネクタ」ではなく、「Dockコネクタ」なので、オーディオ機器も少し古い「Dockコネクタ」タイプのものを選ぶ必要があるという点でしょうか。
みなさまの参考になれば幸いです。

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