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「USB DAC」があるとPCで音楽を聴くのが何倍も楽しくなる!

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久しぶりに実家に行った際に、ずっと置き忘れていたローランドのUSBオーディオインターフェイスEDIROL UA-20」を回収してきました。

幸い MacOS X 10.6 用のドライバも公開されていたので、早速つないで iTunes で普段聴いている音楽を聴いてみて実感。

「音があまりに鮮烈すぎてシビれた!」

もともと、この UA-20 は、10年近く前に映像制作の仕事をしていた際に自前で購入したものだったのですが、どういう訳か、しばらくキレイに箱に収めて実家に保管してありました。

最近、「NAVERまとめ」で音楽系のまとめ作りにハマっていて、PCにヘッドホンを挿して音楽を聴く機会が多かったので、USB DAC(Digital to Analog Converter) が欲しいなーと思っていた所で、「そういえば!」と思いだしたのがこの UA-20 でした。

なぜ USB DAC があると嬉しいのか

大抵のパソコンにはヘッドホン端子がついていて、ヘッドホンのステレオミニプラグを挿せば音は聞こえるのですが、もともとオーディオ機器というのは音質向上のために「いかにノイズ要因を減らすか」に凌ぎを削っており、パソコンというのは実はオーディオにとっては大敵のノイズ発生源の塊なのです。さらにノートパソコンなどでは小型軽量化のために、オーディオ出力部分が安価な部品で構成されているので、それなりに音は出ますが音源がもっている「原音」を充分に出し切れていない状態なのです。

そこで、USB DAC の登場です。USB DAC を使ってパソコンから音の信号をデジタル信号のまま外部の DAC に取り出すことで、パソコンが発するノイズの影響を受けることなく外部の DAC でデジタル信号からアナログ音声に変換でき、クリアで原音により忠実な音が再現できるというわけです。

USB DAC の効果(2014.6.6イラスト追加)


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上の図は概略図です。パソコンの詳細な構成は例えばこちら↓

百聞は一聴にしかず

原理的な話をいくらしても、これは一度聴いて体感しないことには、この感動は伝わらないことでしょう。音の解像度が格段に上がるので、今まで聞き分けられなかった細かな音が聞こえたり、楽器や声の生々しさやその場の空気感も伝わってくるのです。

USB DAC の音を初めて体感した相方もかなり興奮していました。

ただ、ヘッドホンで聴く場合はヘッドホンの性能によっても大きく左右されるので、できるだけ高音質を謳っているヘッドホンで聴くことをオススメします。

今日はこの辺で。

追記(2014.5.10):
USB DAC のスペック比較一覧を作りました。

ヘッドホンアンプ搭載 USB DAC 比較一覧(3万円台以下) - white croquis

もう少し詳しい解説

オススメの本

比較的低価格(1万円前後)な USB-DAC

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