white croquis

思索と探索のクロッキー帳。オーディオや音楽の話題、レビューなども。

若い職場での人の成長速度

1月半ばから、新しい職場で働き始めました。

新しい職場はクリエイティブ系でスタッフも若く、とても活気があります。決められたことをこなす業務の多かった前の職場と比べて、特に20代のスタッフの立ち振る舞いや成長度合いが全く違うように見えます。

そこでふと、一つの仮説が思い浮かびました。

若いスタッフだけで構成されている会社は、会社で必要な全てのことを若い人達だけでやらなければいけないので、自ずと社会人としての成長が早くなるのではないか?

と。

ある程度以上の大きさの会社になると、40代、50代の管理職がいて、その下に30代の中間管理職、さらにその下に20代のスタッフがいるという組織はよくあることでしょう。しかし、そうした職場では若いスタッフの役割が限られるので、社会人としての成長速度は抑えられてしまっているのかもしれません。

「上司」がたくさんいる組織(=若くない?組織)では、若い人達により多くの役割を担う機会が与えられにくいということを考えると、人を成長させる環境は「職場が若いかどうか」と言うよりは「どれだけの役割を与えられているか」ということかもしれません。
与えられる役割の幅が広かったり責任の大きな役割を与えられると、自ずと自分で考えたり行動したり人に相談したりという機会が増えそうです。若い職場は、この条件を備えているために成長が早いのかもしれません。

そうすると、契約社員派遣社員など、初めから役割が制限された雇用契約形態だったり、定型業務など職務内容によっては成長が遅くなりやすいのでしょうか。もっとも、成長することがよいことかどうかは別の話ですが。


ちょうど、似たような話がテレビで話されていました。


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