追記 (2013.11.21)
年賀状のフチナシ印刷Tipについて、改めて下記にまとめましたので、こちらもご覧ください。
Illustrator で作る年賀状のフチなし印刷Tips(テストシート付) - white croquis
「Illustratorで作るフチなし印刷年賀状」で書いたように、家庭用インクジェットプリンターのフチなし印刷機能は、多くの場合、元のデータを拡大してフチに白が出ないようにしている。どれくらいどんな感じに拡大されるのかはおそらくプリンタの機種やプリンタドライバ、使うソフトによって違うので、テンプレを作るとするとそれぞれ毎に作らないといけないと思う。
で、数年前にフチなし印刷できるプリンタを買ったときに、ぴったりフチなし印刷用のテンプレを作った方法が以下の通り。
- Illustratorで右のようなテストパターンデータを作る。
※用紙設定は実際に使うプリンタのフチなしハガキ用紙を選び、周囲から1mmずつ内側にオフセットした枠をつくるだけ。
※必要に応じてわかりやすいようにmmの数字を入れたり線の色を変える。
※縦か横かは作りたいものに合わせて。- このテストパターンをPDF形式で保存して、Adobe ReaderまたはAcrobatで本番印刷と全く同じ方法・設定でハガキサイズの用紙にフチなし印刷する。
※注意:印刷設定で用紙の拡大・縮小が「なし」になっていることを確認!
※印刷にAdobe ReaderまたはAcrobatを使うのは、Illustratorから直接印刷するよりもキレイに印刷できることが多いため。- テストパターンをフチなし印刷した結果、上下左右がそれぞれ何mmづつ落とされるかをチェック。
- 元のテストパターン上に、実際に印刷された範囲の長方形を描くと、それが仕上がりサイズ。
- あとは仕上がりサイズの長方形にトンボを付けて、1.で作った枠を消せばテンプレのできあがり♪
- 試しに何か印刷してみてピッタリ印刷されることを確認。
すでにハガキサイズで作ってあるデータを使う場合は、テンプレの仕上がりサイズの大きさに全体を縮小して配置すればOK。
プリンタに付属していたりするハガキ印刷専用ソフトではどうなっているのか知らないけど、汎用のグラフィックソフトを使う場合は概ねこの要領でできるはず。