先週末に突然死した MacBook Pro (Early 2008) の代替機として、今日、MacBook Air 13"(Early 2014) がようやく到着しました。
この1週間弱の間、やむを得ず 以前テスト用に Windows 8.1 を入れた死ぬほど遅くて使いづらい「ネットブック」(死語)で何度もブラウザのフリーズに見舞われながらブログを書いたりしていたので、悲願の MacBook Air です。
Macの環境移行は1クリックで「何もかもがそのまま」に
早速、もはやうんともすんとも言わない旧 MacBook Pro のHDDを取り出して外付け用ケースに入れ、 MacBook Air に USB 接続で環境移行を行いました。
手順は至って簡単で、MacBook Air の初回起動後に環境移行元を選ぶ画面が表示されるので、旧 MacBook Pro の HDD を選んでクリックするだけ。
150GB弱程度のデータでしたが、1時間もかからずに移行出来ました。
そして移行後の環境で起動してみると…全てがそのままの状態で移行出来ました。Adobe 系のソフトも何事も無く起動し、モリサワやフォントワークスのフォントも問題なく使えます。さすが Mac、楽すぎます。これがもし Windows だったら、再セットアップだけで丸1日潰れていたでしょう。
iPhone の機種変更をしたときも、同じくらい簡単に環境をそのまま(ブラウザで開きっぱなしだったページまで)移行できましたが、Mac も同様でした。「素晴らしい」の一言です。
Photoshop CS5 が 5 秒で起動!SSDが爆速すぎる
今回購入したのは、Apple Store でカスタムチューンしたモデルで、おそらく現時点で「ほぼ最速の MacBook Air」になります。
MacBook Air の SSD にはSAMSUNG製とSanDisk製があるようで、SAMSUNG製の方が書き込み速度が速いという説があります。
今回届いた機種は、SanDisk製でした。特許訴訟などもあり SAMSUNG と距離を置きつつある Apple なので、今後は SanDisk 製が主流になるのかもしれません(選択部が "SD" で始まるのが SanDisk 製、"SM" で始まるのが SAMSUNG 製の模様)
で、実際にベンチマークテストをしてみるとどうなるか? Blackmagic Disk Speed Test を使って計測したところ、こんな感じになりました。
Read, Write ともメーターの針が振りきれ、Read は 725MB/s以上、Write も 560MB/s 以上の速度が出ています。SAMSUNG 製 SSD の場合は Write が 700MB/s 以上出るらしいですが、これだけのスピードが出ていれば十分です。SanDisk 製の SSD は SAMSUNG 製の半分程度の速さというウワサは、256GBモデルに限ってはすでに過去の話かもしれません。
Adobe Photoshop CS5 Extend(64bit) を起動してみたところ、5 秒で立ち上がりました。全くストレスがありません。速すぎます。
発注から1週間もかからずに到着
この MacBook Air を発注したのは、MacBook Pro が息絶えたその晩、7/12の深夜です。そして週明けの7/14には出荷の連絡がきました。カスタマイズモデルは上海の工場で組み立てているようで、クロネコヤマトの上海支店から羽田空港経由で届いたようです。
カスタマイズモデルにも関わらず、土日を挟んでも1週間もかからずに届くというのは、かなり早いという印象です。
それにしても、この MacBook Air は何をするにも速いので、とても気持ちがいいです。MacBook Pro が息絶えてから、今までブラウザでWebページを表示するだけでも Script 停止エラーが出て止まるくらい遅い Windows 8.1 のネットブックを使うしかなかったので、天国と地獄くらいの差があります。
MacBook Air が出始めの頃は MacBook Pro に比べると非力なイメージがありましたが、そのイメージも払拭されました。今の MacBook Air はデザインや制作のメインマシンとしても充分実用になりそうな感があります。いい買い物をしました。