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【悲報】Yahoo! Japan のロゴデザインは海外と同じものには変更されないらしい @Yahoo_JAPAN_PR

昨日辺りに、今年の1月に書いた、

へのアクセスが急増してちょっと驚いていたのですが、ふと何気なく調べてみると驚くべき事実が明らかになりました。(というより、自分が知らなかっただけですが)

Yahoo! JAPAN Creative Blog」に2月にアップされた次の記事をご覧ください。

昨年2013年9月に米国のYahoo! incのロゴがリニューアルされました。

Yahoo! JAPANも同じロゴに変わるのでは?と、予想をされていた方もいらっしゃるのではないかと思います。

米国をはじめ、世界各国のYahoo!では紫色のロゴを利用していますが、日本は赤いロゴを使い続けてきたという経緯もあり、これまでのロゴを使うことにしました。

f:id:align_centre:20140626184923p:plain

今回のクリーンアップは、デザイナー廣澤 梓さんに担当いただきました。全体のイメージを大きく変えないようにするため、「J」は少し大きめで高さがある状態を保ち、「A」「P」「A」「N」の上下の高さと、線の太さを揃えました。また、「JAPAN」全体を少し「Yahoo!」へ近づける調整をおこないました。洗練されたイメージを出しつつ、視認性の高いロゴに仕上がったと思います。


出典:Yahoo! JAPAN Creative Blog — Yahoo! JAPANロゴのクリーンアップ(2014.2.28)

完全に失望しました。

さらに驚いたのは、このリリースが、Yahoo! Japan のサイトデザイン全体の統括責任者ではなく、あくまで「イラストチームのリーダー」(*)単独の記事として、かつ「本ブログ中の意見はすべて個人的見解であり、筆者の所属組織とは無関係であります。」と断り書きのあるブログで書かれていること。

*出典:上田 絵理 - 社員ストーリー - ヤフー株式会社 2015年度新卒採用

今週は、日本の企業が次々と発表した残念な製品やコンセプトなどに辟易としていましたが、今日、再び「日本のガラパゴス企業」の縮図を垣間見た気がしました。

「黒帯クリエイティブ」が一体どういうポジションなのかは知りませんが、彼女はあくまで「ロゴマークデザインの担当者として仕事をした」ことを綴っているように見えます。

Yahoo ! Japan のデザインは、冒頭に挙げた記事でも触れたようにチグハグ感があったり枠線だらけだったり、フォント指定も「いつの時代?」という感じですが、今回のことから、

  • Yahoo! Japan 社内では「部分ごとにバラバラに」デザイン・制作を行っているのではないか?
  • Yahoo! Japan 全体のデザインの統括/ディレクションが機能していないのではないか?

という疑念が沸いてきました。いわゆる「大企業病」の一種でしょうか。
日本人に多い「木を見て森を見ない」デザインの典型に思えてなりません。同じ日本人として恥ずかしい…

MacOS X 10.10 Yosemite が発表されたり、電器店のパソコンコーナーは Windows 8.1Android タブレットで埋め尽くされているこの時世ですが、 Yahoo! Japan 社内では、まだ前世紀の遺物 Osaka が現役で、メイリオも眼中にないようです。

Yahoo! Japan 本日の CSS より

body {
    font-family: 'MS PGothic', Osaka, Arial, sans-serif;
    …
}


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