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white croquis

日々の思索のためのクロッキー帳。オーディオやオススメなども。

ヘッドホン/イヤホン、スピーカーのサウンドチェックを徹底して行えるサイト「AudioCheck.net 」

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以前書いた記事、

ヘッドホン/イヤホンを YouTube で簡単サウンドチェック♪ - Fluffy white croquis

で、YouTube で簡単にできるサウンドチェック方法について解説しましたが、

YouTube ではなぜ 16kHz 以上の音がカットされるのか - Fluffy white croquis

でも触れたように、YouTube は 16kHz 以上の音は再生できないという致命的な問題があり、最新のハイレゾ対応ヘッドホンやオーディオ機器のチェックには向いていません。

そこで、他に何かよい音源やサイトがないかと探してみたところ、これは使える!というサイトを見つけたのでご紹介します。

サウンドチェックを徹底して行える「AudioCheck.net」

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このサイト、見かけは一見シンプルですが、YouTube のような再生可能周波数制限もなく、安心してオーディオ機器や聴覚のチェックを行えるサイトになっています。
また、Webブラウザ上でテストを行えるだけでなく、テスト音声を Wave ファイルでダウンロードできる他、オンライントーンジェネレーターも備えているので、任意の周波数のトーン信号の生成、ダウンロードもできてしまいます。素晴らしいです。

ヘッドホン/イヤホン向けのおすすめのテスト

注意:
音が聴こえないからといって、むやみに音量を上げないように充分注意してください。聴こえていなくても耳に負担がかかって聴覚を痛める場合があります。

1. 低音域再生/可聴周波数下限テスト

10Hz 〜 200Hz の連続トーン信号です。これを再生することで、

  • ヘッドホン/イヤホン、スピーカーの再生可能周波数下限
  • 超低音域でのヘッドホン/イヤホン/スピーカー筐体のビビりや歪み
  • 自分の耳の可聴周波数下限

を知ることが出来ます。
小型のスピーカーなどでは、可聴周波数下限よりも機器の再生可能周波数が先に下限に達することが多いと思います。
ヘッドホン/イヤホンでは 20Hz 付近まで再生できるものが多く、装着具合によっても変わるので、イヤーピースの大きさなど最適なセッティングを見つけるのにも使えそうです。 また、ヘッドホン/イヤホン、サブウーファーなどでは低音域の音の振動で筐体がビリビリと鳴ってしまう場合もあります。

より細かく、何Hzから再生できるか/聴こえるかを確認したい場合は、次のページで 10Hz から 1Hz 単位でテストすることもできます。

2. 高音域再生/可聴周波数上限テスト

8kHz〜22kHz の連続トーン信号です。これを再生することで、

  • ヘッドホン/イヤホン、オーディオ機器の再生可能周波数上限
  • 自分の耳の可聴周波数上限

を知ることが出来ます。
一般的に可聴周波数の上限は年齢とともに下がっていき、平均して概ね次のような対応関係があると言われています。

 19kHz:20歳以下
 17kHz:20〜24歳
 16kHz:25〜30歳
 15kHz:40歳以下
 12kHz:50歳以下
 10kHz:60歳以下

3.「モスキート音」テスト

一時期「若者にしか聴こえない音」としてネットなどでも話題になりましたが、このサイトでは 17.4kHz のトーン信号と、17k〜20kHz の間で1秒間に3回周波数を変えた不連続トーン信号が用意されています。

もし 17kHz が聴こえれば、断続的な音が聴こえるはずです。

自分は…と言うと、17.4kHz は聴こえず、17kHz は一部のヘッドホンでのみ聴こえるという結果でした。

様々なヘッドホン/イヤホンで試したみた結果

手持ちのヘッドホン/イヤホンのいくつかで上記のテストをそれぞれ試してみましたが、概ね次のような傾向が見られました。

  • 低音域の20Hzは、意外にも大抵のヘッドホン/イヤホンで再生できる。
  • 高音域はヘッドホン/イヤホンの性能による差が大きい。
    →聴こえないのは耳のせいではなくヘッドホンの性能による場合がある。

これをふまえると、次のような疑問点も出てきました。

  • アラフォーの自分でも 17kHz が聴こえたので、S/N比の高いデジタル音源で最新のヘッドホンを使った調査を行えば、可聴周波数と「耳年齢」の関係は変わるのではないか?(統計調査の条件が不明なので「耳年齢」の基準の妥当性に疑問)

今回テストしたヘッドホンとテスト結果を参考までに一覧表にすると、次のような感じです。 (2014.5.30 一部追記)

機種名 税別標準価格
(発売年)
公称スペック 自分が聴こえた
下限周波数
自分が聴こえた
上限周波数
Sony MDR-Z900 25,000円
(1992年)
5-30,000Hz 16Hz 17kHz
Sony MDR-EX90SL 11,800円
(2006年)
5-25,000Hz 16Hz 16kHz
Sony MDR-E575 5,500円
(1990年)
8-26,000Hz >14〜16Hz 16k〜 <17kHz
Sony MDR-XB30EX 4,700円
(2012年)
4-24,000Hz >14〜16Hz 16k〜 <17kHz
final audio design
BAイヤホン組み立てキット
8,550円
(2013年)
- 12Hz 17kHz
Apple Earpods
(iPhone 5c 付属)
2,900円
(2012年)
- 16Hz 16kHz
Apple Earphones
(iPhone 4 付属)
2,800円
(2010年?)
- 20Hz
(16Hz:手で押さえた場合)
17kHz
Philips SBC-HE580 1,980円
(2004年)
8-24,000Hz 16Hz 16kHz

先日組み立てた、final audio design の BA イヤホンがかなり善戦しています。

あなたが普段使っているヘッドホン/イヤホンではいかがでしょうか?

「AudioCheck.net」では他にも様々なテストが可能

以上は主にヘッドホン/イヤホンでのおすすめのテストですが、次のようなページもあるので、様々なオーディオ機器で試したり、セッティング、チューニングに使えそうです。


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