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white croquis

日々の思索のためのクロッキー帳。オーディオやオススメなども。

「賞味期限」と「Best before」から受ける感覚の違い

大抵の食品には「賞味期限」や「消費期限」が記載されています。 しかし、ふと輸入食品に「Best before」という表現で、日本で言う「賞味期限」に相当する日付が記載されているのを見て、この2つの表現は受け取る感覚が違うなーと感じました。 ▲相方セレク…

Windows 8.1 をようやく触ってみたら驚愕の連続だった...

個人では「漢字Talk」と呼ばれていた頃から Mac をメインで使い続けていますが、以前いた会社で Windows Server や Active Directory(Windows ドメイン)を構築したり、端末やドメインユーザーの管理・サポートをしていた関係で、普通のユーザーよりは Wind…

認知心理学と認知言語学の間の溝はまだ深い?

言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学 (中公新書)作者: 野矢茂樹,西村義樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/06/24メディア: 新書この商品を含むブログ (25件) を見る 認知言語学×野矢先生というのを見て、思わず買ってみた本。 対談形式なので、輪…

「枠」と「可能性」と「妄想」

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 脳活用法スペシャル」がとても興味深く面白かった。(再放送は5月5日深夜) 番組に合わせて、日経ビジネス Onlineにも記事が載っている。 あなたの脳はまだまだ成長する:日経ビジネスオンライン 脳の働きを最大限に発…

動機や欲求の源はエントロピー増大の法則?

人間を含む動物の行動を引き起こす動機や欲求は、自然界の普遍の原理、エントロピー増大の法則で知られる「熱力学第二法則」に従って生じているのではないかと思えてきた。以前、自分のもう一つのブログで、こんなことを書いていた。 「納得」はたとえ非論理…

「動機」がなければ行動は生まれない

人間の行動を含む「システム(系)」において、「望ましい行動」がないとそのシステムはうまく動かない。この、システムをうまく動かすためのレバレッジ・ポイントは「望ましい行動」を起こすための「動機(motivation)」だと思う。 例えば、情報を提供したり…

夢を見るとき、脳は文脈を創造している?

夢を見ているとき、脳が記憶の整理をしているというのが脳科学では有力な説のようだ。 しかし、根拠のない全くの思いつきに過ぎないけれど、「夢」はそれ以外にも、様々な記憶の断片を相互につなぐことで生み出される「文脈の可能性」を試しているのではない…

マウスのねばりけ?

ずいぶん前から感じていたこと。 Windowsでマウス操作をしていると、Macに比べて“なんとなく”カーソルにまとわりつくような感じがする。 アイコンを選択して動かしたりコピーしたり名前を変えたり・・・と普通のGUI上の操作でも、Macではサラサラと気持ちよ…

全ては相対的に

人やものの価値は、それが置かれる状況・環境によって相対的に決まると思う。 希少価値の高いアイテムが、マニアの間では非常に高い価値があっても、そうでない人にとってはただのガラクタに等しいかもしれない。人であっても同じこと。同じ人でも、置かれる…

評価グリッド法とパーソナルコンストラクト理論

以前、「メンタルモデルはいくつ想定すればよいのか?」というエントリーで触れた「メンタルモデル・アプローチ」のように、対象者のメンタルモデルあるいは概念の認知構造を明らかにする実践的な手法として「評価グリッド法」というものがあるのを最近知り…

書評『システム現象学―オートポイエーシスの第四領域』

システム現象学―オートポイエーシスの第四領域作者: 河本英夫出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2006/06/23メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (16件) を見る 書店で衝動買いして、しばらく積ん読状態だったのを掘り起こして読み始めたところ…

思考の全てをスキーマで表現できないか

この所ずっと気になっているのが、「スキーマ」の概念だけで思考や知覚をシンプルに表現できないのか?という点だ。 「スキーマ」で表されるような構造的な知識や思考のモデルは、認知心理学、認知科学、脳科学、哲学のみならず、人工知能の研究など様々な分…

「ユニバーサルデザイン」と「ユニバーサルなデザイン」は多分違う

「ユニバーサルデザイン」という言葉が聞かれるようになってから久しい。 Universal Design を字面通りに読めば、普遍的・一般的なデザインということになるが、そもそも、ユニバーサルにデザイン(設計や意匠デザイン)することは、デザインをする上で当然…

書評『考えることの科学―推論の認知心理学への招待』

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)作者: 市川伸一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1997/02メディア: 新書購入: 20人 クリック: 150回この商品を含むブログ (52件) を見る 物事を考えようとするときに、基礎体力として知っておきたい…

書評『メタ認知的アプローチによる学ぶ技術』

メタ認知的アプローチによる学ぶ技術作者: アルベルトオリヴェリオ,Alberto Oliverio,川本英明出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 51回この商品を含むブログ (6件) を見る 「学ぶ」という行為・プロセスがどのよう…

書評『認知意味論の新展開―メタファーとメトニミー』

認知意味論の新展開―メタファーとメトニミー (英語学モノグラフシリーズ)作者: 谷口一美出版社/メーカー: 研究社発売日: 2003/08メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (6件) を見る 数年前、本屋で衝動買いした、人生を変えたかも知れない一…

書評『ユーザーイリュージョン―意識という幻想』

ユーザーイリュージョン―意識という幻想作者: トールノーレットランダーシュ,Tor Norretranders,柴田裕之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2002/09メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 353回この商品を含むブログ (81件) を見る 「意識は0.5秒遅れて…

メンタルモデルはいくつ想定すればよいのか?

「メンタルモデル」はいくつ想定すればよいのだろうか? 註:「メンタルモデル」という用語は分野により様々な定義や用法がありますが、ここでは広義に「頭の中の心や思考のモデル」を便宜上そう呼ぶことにします。 認知心理学や情報デザイン、テクニカルラ…

脳は楽をしたい? ~「納得」することの目的 ~

脳は基本的に楽をしたいのではないか? と最近よく思う。そう考えると説明のつきそうな事柄が多いからだ。 例えば「納得」という行為。 恐怖や不安、悩み事があるとき、原因がわからずにあれこれ憶測して納得のいく答えが見つけられないでいると、精神的に不…