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white croquis

日々の思索のためのクロッキー帳。オーディオやオススメなども。

2011年3月、自分は何を考えていたのか

2011年3月11日以降、自分が何をして何を考えていたか、Twitter のログから追ってみました。 2011.3.11〜3.12 あまりの衝撃に、何も Tweet できなかった。 ただただニュースやネット上を飛び交う情報を収集をしていたように思う。

3.11 が教えてくれたこと

「3.11」。 今では日本人なら誰もが忘れられない、あの出来事を意味する言葉として、固有名詞となりました。 戦後の復興から高度成長を成し遂げ、IT化社会へと、概ね文明としては真っ当な進化を遂げてきた社会に突然訪れた自然の脅威。そして高度成長期から2…

「再生可能エネルギー」という言葉の誤訳と誤解

「再生可能エネルギー」という言葉が一般的に使われるようになって久しいですが、おそらくかなり多くの方がこの用語の意味を誤解していると思います。 そもそも元の英語に「再生」の意味は入っていない 「再生可能エネルギー」と聞くと、「再生が可能でリサ…

「考えること」を楽しむために〜季刊誌『Think!』のススメ

基本的に「いかにも」なビジネス誌はほとんど読まないのですが、東洋経済新報社が出している『Think!』だけは別で、かれこれ10年ほど購読しています。 Think! | 東洋経済 "『Think!』は、仕事のスキルアップ、キャリアアップを目指すビジネスプロフェッショ…

「Museum」は「美術館」ではない -「国立デザイン美術館」という名称の違和感

「国立デザイン美術館をつくる会」というものをご存知でしょうか? 国立デザイン美術館をつくる会 これは、デザイナーの三宅一生氏と、美術史家で現文化庁長官の青柳正規氏が 「日本が誇る伝統と技術を再確認し」 「すぐれたデザインを継続してアーカイヴし…

新聞記者の質の低下が止まらない? 〜朝日新聞の場合

特定秘密保護法関連の話題が続いてしまうのは本意ではありませんが、あまりにも新聞記者および新聞記事の質の低下がひどいと感じるネタが流れてきたのでメモ。 現行の自衛隊法はすでに民間人も対象になっています Twitter経由で流れてきたこちらのブログ記事…

本質的な問題は「本質」が理解されないこと 〜石破氏発言問題

連日ニュースや新聞を賑わせている「特定秘密保護法」ですが、相変わらずTwitter上などでは「なんでも反対体質」の人達の作ったギャグのような漫画*が流れているようで、相方が呆れ顔で見せてくれます。(自分のTLにはそんなものは流れてこないのですが) *…

特定秘密保護法案について思ういくつかのこと

「特定秘密保護法案」が与党を中心に衆議院を通過しました。 賛否両論があることについては周知の所だと思いますが、何かを制限する制度には過剰に反応する人たちが常に一定数は存在します。 情報リテラシーの問題? 福島の原発事故で得た教訓の一つに、政府…

学校の図書室が想像力の源だった(のかも)

「学校の図書室」で印象が強く残っているのは、小学校の図書室と大学の図書館。 小学校では、休み時間の度に図書室に行って本を探したり読んだりするのが楽しみで、ほぼ毎日のように本を借りていた。 ただ、ある年の図書室の担当教師が「借りた本を翌日で返…

認知心理学と認知言語学の間の溝はまだ深い?

言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学 (中公新書)作者: 野矢茂樹,西村義樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/06/24メディア: 新書この商品を含むブログ (25件) を見る 認知言語学×野矢先生というのを見て、思わず買ってみた本。 対談形式なので、輪…

やっぱり書かないと

まるまる3年以上放置してしまっていたこのブログ。その間、会社も仕事も家庭環境も劇的に変化し、読書ペースもグッと落ちてしまった。アウトプットという意味ではTwitterの140文字アウトプットは続けていたけれど、ちゃんと文章にしたためるということをま…

生物多様性オフセット!? 〜根強い要素還元主義〜

今年は「国連生物多様性年」とされている関係で、今年に入ってから「生物多様性」という言葉をより一層頻繁に目に耳にするようになりました。そんな中、1月18日に「生物多様性オフセット」に関するシンポジウムが開かれたそうです。 cop10.com 生態適応シン…

木を切って大気中の二酸化炭素を減らす

森林は二酸化炭素を吸収しない「大気中の二酸化炭素を減らすには木を切るのが手っ取り早い」という話は、生物(学)にあまり詳しくない人には驚きをもって受け取られることがあります。小中学校の理科では「植物は光合成により水と二酸化炭素を吸収して酸素を…

自然の動物園化? 〜「生物多様性」の意義と「動的平衡」〜

少し前にトキの放鳥がニュースになっていた。 環境省 報道発表資料−平成21年8月4日−平成21年度 トキ放鳥の日程について(お知らせ) 環境省_トキ情報 放鳥トキ情報(野生復帰ステーション) 日本では野生のトキはすでに絶滅していて、佐渡島に最後の個体が…

若い職場での人の成長速度

1月半ばから、新しい職場で働き始めました。新しい職場はクリエイティブ系でスタッフも若く、とても活気があります。決められたことをこなす業務の多かった前の職場と比べて、特に20代のスタッフの立ち振る舞いや成長度合いが全く違うように見えます。そこで…

「SEO」と「試験勉強」に共通するもの

Webサイト構築において、サーチエンジン最適化(SEO: Search Engine Optimization)を考えることは、今では当たり前のこととなっている。GoogleやYahoo!を初めとするサーチエンジンは概ね、収集したコンテンツを参照リンクやキーワードなど様々な要素からラン…

「自動体外式除細動器」というネーミング

最近、駅や街角に「AED」が設置してあるのをよく見かける。 初めて見たのは駅のホームに設置してあるものだったが、当時、それは一体何に使うものなのか全くわからなかった。「AED」は「Automated External Defibrillator」の略で、日本語にすると「自動体外…

情報セキュリティ対策は「機会」と「動機」のコントロール

情報セキュリティ対策の基本的な考え方として、当たり前すぎてあまり本に書いてないこと。 動機を持つ者に機会を与えない 動機を持たない者に動機を持つような機会を与えない とりあえず、この2つの「機会」を意識して対策をしていれば、そう本質から外れた…

夢と生活と可能性

棚橋さんの「毎日の生活に密着した夢の実現: DESIGN IT! w/LOVE」を読んで、以前次のようなことを書いたのを思い出した。 日々ダイナミックに変化する環境下では、静的な「夢」はいつかあてにならなくなる可能性もある。「夢」を持つのはよいとして、その「…

論理的思考力は筋力

ここ数年、書店に行くと「論理的思考」に関する本をよく見かける。よい傾向だと思う。個人的には、論理的に考えることで、余計なことに割く時間を減らせるので、その分もっと「わくわくすること」に時間が使えるようになる。と思っている。ただ、「論理的」…

理科は好きだけど、理科「が」好きなわけじゃない

村田製作所のCMの「理科はすきですか」というコピーを見てふと思ったこと。 テレビCM/グラフィック広告 | 広告・映像・冊子 | 村田製作所 学校の教科としての「理科」は案外範囲が狭い。自分の場合、自然科学や科学技術が好きなので理科は好きだけど、理科「…

「コミュニティ」のメカニズムを人工的な組織に応用する

人間がある意図をもってデザイン(設計)する「人工的な」組織の中で、手放しで意図通りの働きをするようになるものは、どれくらいあるのだろうか。人を集めたものの、まったくまとまりのない単なる寄せ集めにしかならなかったという経験をしたことがある人…

昆虫採集と情報検索、知識の構造化

子供の頃、タモと虫かごを持ってよく昆虫採集をしていた。 この昆虫採集という遊びは、実は大人になってからとても役に立っているのではないかということを、茂木さんのコスタリカの美しい写真を見ていてふと思った。 昆虫採集で行われることを思い出してみ…

「愚痴を言うな」は問題解決の放棄?

よく「愚痴を言うな」という言葉を聞いたり書かれているのを見たりする。愚痴は周囲のやる気を削ぎ、何の解決にもならないと結論づけている意見もよく見る。 果たして本当にそうなのだろうか? では、なぜ人は愚痴を言いたい衝動に駆られるのだろうか? さら…

組織を機能でデザインする

以前から考えていて、ことある度に人に話している仮説。 企業などの組織をデザインする際、まずうまく動くために必要な個々の「機能」を取り出して仮想化した仕組みをつくり、それに部署や人やモノを当てはめていってはどうだろうか。 「部署」や「人」では…

秩序を維持する最も簡単な方法

ある系において、ある事柄が一定の秩序を保つようにするためにはどうするか? 例えば組織であれば、組織内にその事柄を専門に扱う機関を設けてその処理を集約させる、あるいはその事柄の取り扱い方のルールや規則を作って周知徹底させる、といったことが挙げ…

夢を持たない生き方 〜「可能性」を追求する〜

いつ頃からか、少なくとも高校生の頃には「将来の夢」というものを持たなくなっていた。その代わりに、常に「可能性」を追求するようになった。そしてその後の進路は、やはり可能性の広い方広い方へ向かっていった。 当時はおそらく、やりたいことがいろいろ…

静的な「完成」から動的な「システム」の世界へ

ある条件下で予め設定した一定の状態に達したとき「完成」と呼ばれる。しかし、「完成する」ということ自体が相対的な概念なので、前提となる条件が変わればその状態は「完成」ではなくなってしまう。自然界では物事は常に変化していて、これで出来上がりと…

思考の絶対的基準点

以前、「全ては相対的に - Fluffy white croquis」というエントリーで、最後にこんな事を書いた。 絶対的な概念を認めたら負けかなと思っている。「生」と「死」を除いて。 これは客観的な思考のために「生死」を唯一絶対的なものとして、それ以外は全て相対…

「枠」と「可能性」と「妄想」

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 脳活用法スペシャル」がとても興味深く面白かった。(再放送は5月5日深夜) 番組に合わせて、日経ビジネス Onlineにも記事が載っている。 あなたの脳はまだまだ成長する:日経ビジネスオンライン 脳の働きを最大限に発…

人が組織を育てるのか、組織が人を育てるのか

今、自分が所属している組織に魅力を感じないとしても、そこで働く人達全てに魅力を感じないというわけではない。 だから、少なくともまだ「そこ」にいる限りは、その人達には刺激を与え続けようと思う。

将来の「可能性」のために今の時間を使う

「何かやらなきゃ次はない: DESIGN IT! w/LOVE」を読んで、以前、ふと次のようなことを書いたのを思い出した。 例えば会社などで何か仕事をしている人(同僚や後輩、部下など)に、「今、何をやっているの?」と聞く代わりに「今、何の準備をしているの?」…

車の運転と匿名性

ネット上の掲示板で匿名で大胆な態度の書き込みがされやすいのと、「車を運転すると人が変わる」ということには、何か関係があるような気がしてならない。 多くの場合、自動車に乗ると金属とガラスの覆いの中に守られて、外からは直接顔が見えにくくなる。こ…

「やってみる」ことは自分の外にあるものを求めること?

前回のエントリー「経験至上主義は思考停止状態? - Fluffy white croquis」に関連して、同僚と話をしていた時、「まずやってみる」ということは自分の外に何かを求めているということになるんじゃないだろうか、とふと思った。まず自分が行動して環境や相手…

経験至上主義は思考停止状態?

前回のエントリー「「何が起きるか」は予測できなくても、「何が起きうるか」は予測できる」で、 この「何が起きうるか」を予測できるかどうかは、対象についてどれだけ本質的・客観的に理解しているかによる所が大きいと思う。 と書いたものの、これは演繹…

「何が起きるか」は予測できなくても、「何が起きうるか」は予測できる

「何が起きるか」を完全に予測することはできなくても、「何が起きうるか」「何が起きる可能性があるか」は予測できる。 ある問題が起こりうることが分かっている時、それがかつ高い頻度で起きるものであったり、頻度が低くても起きたときの損失が大きなもの…

社内ネットワーク管理は全体最適で

社内ネットワークやPC、ライセンス等の管理を自主的に行うようになって久しい。 規模が大きくなりつつあった中、誰もやろうとする人がいなかったので、このままではまずいことになるぞとボランティアで始めたのが発端だ。 今では、百数十台のクライアントPC…

動機や欲求の源はエントロピー増大の法則?

人間を含む動物の行動を引き起こす動機や欲求は、自然界の普遍の原理、エントロピー増大の法則で知られる「熱力学第二法則」に従って生じているのではないかと思えてきた。以前、自分のもう一つのブログで、こんなことを書いていた。 「納得」はたとえ非論理…

感情的な議論の構造

議論や思考が感情的になるとき、思考がある特定の視点に極めて依存した状態になっていることが多い。その際、どんな視点や次元での思考であるかは関係ないようだ。 自分が観察した結果から判断した情報と自分の考えとの間にギャップがあり、それが自分に好ま…

「動機」がなければ行動は生まれない

人間の行動を含む「システム(系)」において、「望ましい行動」がないとそのシステムはうまく動かない。この、システムをうまく動かすためのレバレッジ・ポイントは「望ましい行動」を起こすための「動機(motivation)」だと思う。 例えば、情報を提供したり…

夢を見るとき、脳は文脈を創造している?

夢を見ているとき、脳が記憶の整理をしているというのが脳科学では有力な説のようだ。 しかし、根拠のない全くの思いつきに過ぎないけれど、「夢」はそれ以外にも、様々な記憶の断片を相互につなぐことで生み出される「文脈の可能性」を試しているのではない…

法律のネーミング

「生活保護」にまつわる問題は、「生活保護」というネーミングのマズさによるところがいくらかあるんじゃないかという気がする。 例えば「生活保護法」ではなく「生活支援法」や「生活援助法」という名前だったらどうだろうか? 「生活保護法」ではその目的…

「○○をなくそう」と考えるからなくならない

よくスローガンに「○○をなくそう」というのがある。 なくなるアテのなさそうなものでも「意識を高めるため」などとして「なくそう」と呼びかける。それ自体に全く効果がないとは言わないけど、かえって論点をわかりにくくしてしまっているんじゃないかと。 …

ドングリ

家の近くの川沿いに自転車で走った。 神社の脇を通ると、銀杏やドングリがたくさん落ちていた。 小学生の頃によくドングリ拾いをした記憶があるけど、食べるわけでもないのに、どうしてポケットや袋がいっぱいになるまで拾っていたのか思い出せない。 形のき…

BusinessはBusy-ness!?

MacOS Xに標準搭載されているOxford英英辞典によると、「Business」という語の起源はこう書いてある。 ORIGIN Old English bisignis (see busy , -ness ). The sense in Old English was [anxiety] ; the sense [the state of being busy] was used from Mid…

組織の成長速度についていけない…遅すぎて

個人の成長速度と組織の成長速度に差があり、それぞれの速度の変化がほとんどない場合、その差はどんどん大きくなるのは自明。今いる会社で自分の身の回りで起きていること: ↓ちょうどこの「女性」を「組織」に置き換えた状態のような気がする… まっとうな…

「科学的」であること

「科学的」という言葉には2種類の意味があるように思う。 客観性、普遍性を持った科学に基づく本来の意味での「“科学”的」 科学風、学術風であるという意味での「科学“的”」 前者はいわゆる正真正銘の科学。後者は前者を含む場合もあるけど、一見科学のよう…

名前は大事

今日買った本。ネーミングの掟と極意 (エンジニア道場)作者: 開米瑞浩出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2007/11/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 81回この商品を含むブログ (36件) を見る@IT自分戦略研究所の連載、「ITエンジニアにも…

全ては相対的に

人やものの価値は、それが置かれる状況・環境によって相対的に決まると思う。 希少価値の高いアイテムが、マニアの間では非常に高い価値があっても、そうでない人にとってはただのガラクタに等しいかもしれない。人であっても同じこと。同じ人でも、置かれる…

動機の臨界点

ある行動について、実際に自発的に行動するに至るレベルの動機を持つ(持たせる)ためにはどんな条件が必要だろうか?とふと考えてみた。 刺激の程度、置かれる環境、内的なパラメータとか。人や動物によって違うのは当然として、普遍的にそれを表す方法は何…